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diary with petit photos from the atelier


鎌倉。看板イラストを担当させていただいた、たい焼き店"なみへい"に。
個性的な若い職人店主が、一匹づつ小気味良く焼き上げている。何匹もまとめてガッシャン、という作り方ではなく、一匹につき一つの金型。手間のかかる昔ながらの丁寧な製法。一匹づつにいのちが宿っているようで、味わい深かった。
"なみへい"の脇の道から高台へと登ると、前田侯爵の別邸であった鎌倉文学館へと辿り着く。展示からは、文人や詩人が集っていた大正から昭和初期の鎌倉の雰囲気を知ることができる。庭内にある標本箱のような幾種もの薔薇の園、来月には競うように花々が咲き開くのだそうだ。


"なみへい"のある由比ケ浜通りにはもう一軒、古いビルを改装して新しくオープンした"CLOUD BLDG."に。こちらの"木木"さんではモダン千代紙を扱っていただいている。
同じ時期に、鎌倉の同じ通りにオープンしたお店に縁が出来るというのも、不思議な偶然である。この通りには他にもアパレルやアンティーク家具のお店などもちらほら出来ていた。
海と文化の身近にある町は、どこかなつかしくも古くなることなく、柔らかく新しい芽が次々に吹くのである。


 

毛が伸びたり、
よごれたり、
枯れ草にたかられたりも、
するわけで...

まあ、受け身で生きるってそういうことだよね。

羊をめぐる冒険の、深く浅い教訓である。
(@秩父 羊山公園)



久々に海へとドライブ。
静岡の浜岡大砂丘。遠州灘の空っ風に、しばし吹かれる。

道すがら、掛川では資生堂アートハウスに。
開催中の"山名文夫展"を観覧。
イラストレーション&デザインの祖。個人的にも仕事の揺るぎない規範であり続ける、偉大な先達である。

その風のように繊細で流暢な線が織りなした数えきれないアートワーク、プロダクトに、しばし吹かれる。



 

ひょんな用事でさいたまへ。
近未来なネーミングの埼玉都市交通"ニューシャトル"に初乗船(車)。
天井も車幅もぎゅっと小振りで、見晴らしの良い鉄筋コンクリートの高架をスルスルと走る。
アトラクションのようで愛らしいシャトルであった。




"論文執筆"という名目でクラシナ山荘に合宿にやってきた研究者の友人と、思い立ちの一泊長野旅行へ。
善光寺に詣で、かき氷を食べ、東山魁夷美術館/信州美術館の『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』を観覧。夜は長野市街の落ち着いたホテル THE SAIHOKUKAN HOTEL(東郷青児デザインのステンドグラスがホテルのシンボル)に宿泊。



二日目は「すごい滝があるらしい」と、お隣の須坂市へ。途中、蔵並のレトロな市街に思わず車を止める。江戸から物流の要所であり、昭和初期には製糸で栄えたという街は、桐生にも通じる、独特の時を澄かしたような雰囲気がある。写真は旧役場。松や瓦屋根に涼しげな色合いの洋風建築という組み合わせが、いかにも大正的な外観。



短い旅のハイライトは、山中にある米子大瀑布。行き当たりで予備知識もなく向かったので、駐車してから少し歩けば滝が見られると思っていたのだけれど、そこから先は修道的なトレッキングコース。谷を行き、崖を行き、飛沫の中に滝を見上げ、さらに(その昔は硫黄坑の村があったという)対岸の丘へと登り、見返り瀑布を俯瞰するという、なかなかにドラマチックなコースであった。
下り道、冷たい湧き水で顔を洗い、束の間のバカンスは帰路へ。

おそらく、今年はこれが最初で最後の夏休み。思いきって出かけて良かった。これも、昼も夜も美味しそうにビールを飲んでいた友人のおかげである。
しかしながら、想い出の中に、先生の"論文執筆"の姿が見当たらないのは、少々気がかりではある。


光と影



コミュニティカレッジの紙小物講座、今回は切り紙の講師で、レースペーパーやポップアップカードを作成。道中はハナレグミの"光と影"をループ。"サヨナラCOLOR"以来の壮大な名曲。「.....だぜ」という男の子語尾は、忌野清志郎を想い出させる(なるほど二人は同じ中学の卒業だったんだそう)。Youtubeで探していたら、"サヨナラCOLOR"の共演映像があって、こちらもぐっとくる。
講座の後は、谷中に出来た新しいギャラリー"やぶさいそうすけ"にて、友人小迫愛子さんの展示(~6/15日まで)を拝見。おつきあいも長くなったけど、ドローイングだけでなくガラスや漆喰を使った作品など、創作の幅もすっかり多彩になっていて、製氷店だったという土間のギャラリーにもぴったり素敵な展示であった。
まさに彼女だけの"光と影"の世界。であった。


松本



久々に西へと車を走らせて松本へ。
のんびりお蕎麦でもすすりに...というつもりだったのだけれど、インターからは渋滞、お目当てのお蕎麦屋さんには行列。うっかりしていたけれど、ちょうど松本ではクラフトフェアが開かれる週末だったのだ。
とはいえ、クラフトフェアにはよらず、馴染みのお店もそっとのぞいて退散。松本さん、また今度ゆっくり参ります。



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