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diary with petit photos from the atelier

冬茜



森の背に 冷やり燃ゆる陽 冬茜






この手のマナー看板のアナウンサー役というのは、何故か決まってレモンビーグルなのである。




Persimmon



今年も、だいだい色の季節。

干し柿作りが盛んなこのあたりは、道を行けばどの家も、洗濯物を干す如く当たり前に、たくさんの柿を軒に下げている。




"Mask of Autumn" on a old winery's warehouse.



Update

はや、11月。

夏から継ぎ目無く色々なお仕事が続いているけど、今月からはそのお知らせも続けて出していけそうな気配。

そんな中、アトリエでは、OSを更新したり、ようやく光回線が届いたりと、じわじわと仕事環境もアップデート。

そして、(相変わらず携帯は二つ折りのままだけど...)新しいiPod touchでカメラもアップデート。噂には片耳向けていたけど、気軽に撮って、アプリで加工したりと、本当に便利である。

ヨドバシカメラで配布していたフィルムカタログを携帯し、熟読しながら、次はどんな風合いのフィルムを選んで写真を撮ろうかと、スペックや値段や見本写真を見比べながら思いを巡らせていたのは、15年程前のこと。

今、フィルムカメラ風のエフェクトを手のひらで選び、感心しながら、少しメランコリックにその頃を思い出したのであった。




このブログも、フォトログとしてアップデート。
写真中心に、もう少しこまめに更新して行く予定である。



*今回の写真
ドッグランに連れて行ったのに、走りもせず、なぜか木を熱心に眺めているユロ。





今年は、しぶとく寒さの残った春に続いて、猛列な暑さの残る初秋の日々が続いている。

冷房のないアトリエでは、やむを得ず陽の注ぐ日中を切り捨て、涼しい夜間に仕事をするサマータイム制で凌いでいるのである。

最近はCDジャケット、子供向けの教材のイラストをいくつかしたり、テキスタイルの次期コレクションに、新しい企画の準備も着々と進めている。


東の空の朝焼けは、夕焼けの如く、一日の終わりを告げるのである。


 

ちなみに眠気の残る昼下がりは、しばし庭の木陰に避暑。

微かな風が残暑の慰めを運ぶのを、愛犬ユロとじっと待つのである




 

空飛ぶウサギに乗った、眠たい犬の図。



 眠り(雑魚寝)、

 
 そして覚醒。


春眠暁を覚えず。
とはいうものの、仕事が続いて暁に仮眠するこのごろ。

仕事部屋の中では、季節を問わず眠りを貪るユロと、甘い香りを放ちながら、静かに目醒めたヒヤシンス。



 

雨に晴れに、風吹きにくしゃみに...慌ただしく落ち着かない春先の天気。

そんな中だからこその、ご褒美のようなドラマチックな光景に出逢えたりするのも、また春先なのである。


開業前、結構慌ただしい納期の中ながら、デザインに関わらせていただいた横浜の「カモメベーグル」。オープン以来、もっちりした天然酵母の食感でなかなかの人気を集めているそうである。

食感や味の部分には関わっていないのであるが、良い噂を聞くと晴れがましい心持ちなのである。

件のベーグルは、まだ試作品しか食べれていないので、次の仕事が落ち着いたら、早く横浜に食べに行きたいのである。



機微


我実に一呼吸の機微に万有の生命と触着するを感じたりき


国木田独歩「小春」)



寒い寒い2月も、はや末日。


じっと閉じていた梅の蕾がようやくひとつ開いたと思ったら、空からは雪。


暖房など無いに等しかった昔の人達にとっては、春の訪れは本当に嬉しく、毎年心が救われるように感じていたのだろうと、今年はなんだかしみじみと思う。


和の国に生きていた人達が、自然やいきものに通じていた理由、その些細な変化に目を凝らし、耳を澄まし、一喜一憂していた理由が、少しだけ解ったこの冬であった。


何事にも、厳しい環境の中でしか見出せない機微があり、そこに静かに湧き起こる有り難さや歓びがあるのだ。



雪のち晴れ、の散歩道。 


吸い込む冷気の中には、微かな温もりと甘い梅の香。




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