Blog

diary with petit photos from the atelier


アニャン社アトリエ内、和室を改装したサロンスペース。

床の間まわりは、バーカウンターとデザインアイテムのショーケースに。

紙雑貨やコトリエンヌの生地に、新発売のシトロンソーダシリーズも加わり充実のデザインアイテム飾り棚は、桐のたんすと引き出しで、バーカウンターは、古い棚やベットの板材を組み合わせ、古いカーテン生地を貼り合わせて作ったもの(ついでにカウンターチェア3脚もDIY)。

築40年も過ぎたクラシナ山荘。

直しつつ、活かしつつ、ガタつきと穴埋めの追いかけっこのようなDIYはまだまだ続くのであった。

 




バレンタインの豪雪から2日空けた山梨。

ようやく車で外に出られるようになって自分の目で見ると、辺りは思っていた以上に混沌としていた。

アトリエへ向かう幹線も、通れるとはいうもののまだ除雪が間に合わず、峠の入口でも、やっと通れる片側を上下から車が来てしまって立ち往生したり、雪にはまった軽トラ(買い出しに出たおじいさん運転)を後続車の皆さんと救出したりと...、まだまだ運転が不慣れな人などは外出は控えた方が良い状況で、多少道が開いたとしても、報道されているよりはるかに多い家が(特に高齢者の多い集落など)、灯油や食料が少なくなりはじめている状況で孤立しているに違いない。

テレビの情報は、どうしても取材出来る範囲でしか報じず、画面の中の世界が全てのように感じてしまうけど、カメラの届かないところにこそ本当の困難があるのだと、震災以来のこの混沌の中に改めて思い知った

何よりショッキングな光景は、アトリエ周辺の押しつぶされたたくさんの葡萄栽培用ビニールハウス。

ハウスの中には、近隣の農家の方々が日々丹念に作業をしている姿を見ていただけに、太く育った葡萄の幹までも容赦なく折れ曲がった様子に、言葉を失った。


今日はセブンイレブンの店舗用のパンなどもヘリコプターで空輸したそうで、今はスーパーでもガソリンスタンドでも在庫が少ないのだそうだ。
在庫の改善は、あと1日2日の辛抱だと思うので、こんな時はまずは深刻な状況の人達に早く行き渡るよう、備蓄があるなら焦って無理に買い込まないに限る。

駅では、電車の中で足止めされている人達のために周辺の人が炊き出しをしたとか、多くの車が閉じ込められたパーキングエリアでは、配送車のドライバーが(これから配達するはずだった)パンを配給した、などという情報も耳にした。

困難な時は、モノも力も分け合う。

環境に対し、人の存在がいかにちっぽけであるか思い知らされた今だからこそ、人としてそうありたいなと思う。



 


what a snow!

What a snow day!

Over 110cm of snow fell in one day.


 


Dogsled



再びの大雪。

一日で50cmを越え、観測記録も超え、雪は降り続いている。。。

非常事態、満を持しての犬ぞり出動!?
 





白い土曜日、白い日曜日、白い週末...

とりあず頭に「白い」とつけとけば、ピエール・バルーのフレンチボッサが聴こえてきて、自然とおしゃれ映画のタイトルような響きになる気がします...。

積雪40cm。

雪やこんこんも度が過ぎると、犬も思うように駆け回れないのである。

白い窓辺、ソチの白い滑戦を横目に、久々にゆっくりと文庫のページを捲り続けた白い週末であった。


 





雪明けの水曜日、ギフトショーと打ち合せで東京へ。

バス、水上バス、地下鉄...、と久々に色々な乗り物に揺られて、小旅行気分。

中でも、レインボーブリッジ、お台場、ベイサイドの高層建築や倉庫群を横目に東京湾を進む連絡船のクルーズは、(ほんの20分程であったけれど)日常の岸を離れたような時間で、とても心地良かった。


全国各地のメーカーのありとあらゆる商品が、いくつもの広い会場にところ狭しと集うギフトショーの一角では、間もなく発売になるアニャンのデザインアイテムも出展されています。


丸和貿易という雑貨メーカーから発売になるアイテムは、オリジナルデザインの新作ファブリック6種から展開するアイテムをメインに、ランチボックスなども加えた約40種(柄違いを含めると約80種)と盛りだくさんです。

間もなく発売になるのは、キッズ向けのバッグ類などの入園入学アイテム、エプロンなど。

その後、一般女性向け、ママさん向けなど、3シリーズに分けて順次発売となりますので、詳細のお知らせもお楽しみに。

 




今年も厳しい寒中です。

夜に降り落ちた雪。朝の陽射しに消える白い息。

南天の実の紅。しなやかに伸び直る、竹の葉の緑。

静けさの下、あれこれ新しい芽がふくらみはじめている1月。

春遠からじ。

 





明け方までの嵐が、冷たい青空を運んで来た。

冷たい青空は、嵐が地上に遺した湿り気を、深く高く吸い込む。

谷を風が滑る。

山肌に息を潜めていた葉々が、その時とばかりに、身を任せて一斉に飛び発つ。

夏のせせらぎの小魚のように、青空にひらめく一群。

そのちいさなちいさな、いくつもの黄金色のひかり。




 




府中市美術館で開催中の『ウィリアム・モリス 美しい暮らし』展へ。

モダン・デザイン、アーツ&クラフツ運動の祖とも呼ばれるモリス。

19世紀イギリス。モリスは、工業化、大衆化とともに失われていく生活用品の中の手仕事や装飾の美に、デザインとクラフトマンシップを用いて反旗を掲げた。

展示では、素朴な自然や中世のモチーフから紡がれた壁紙や織物などのテキスタイルデザインを中心に、家具や書物などにも触れる事が出来た。

複雑で奥行きがあるが、さり気ない装飾として調和のとれたフロラールデザイン。

花や鳥の容姿を遊び心を交えて図案化した作品など、自分の活動にも通じ、参考になるものも多かった。

モリスの居たデザインの源流に立ってみると、後に続くアールヌーボー、アールデコ、そして装飾生活のユートピアとして日本(ジャポニズム)が発見された流れも、すんなり見渡せるような気がした。


そして、「工業化、大衆化」と「デザイン、手仕事」の調和とは、結局交わり離れつつも現代にも引き継がれている近代文化の果て得ぬ理想であり、課題であり続けるようにも感じられた。


自分にとってもそれは常に仕事の芯にあるテーマ。

崇高な工芸品を目指しているわけではないけれども、さりげない美とユーモアを忍ばせた日用品を造りたいのであるし、平かな暮らし中にそれを届けたい。

モリスの代表作に柳をモチーフにした壁紙があったけれど、ちょうどその柳のように、時風にうまく靡きつつも、風を受け流すしなやかな理想とユーモアを持ち続けたいのである。



府中市美術館 『ウィリアム・モリス 美しい暮らし』(~ 2013.12.1まで)

William Morris (plofile & collection)



 









Walk out to winter!

First snow of this season, fell in a highland. 

 



RESENT ENTRY

CATEGORY

CALENDER

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>

ARCHIVES

LINK

コトリエンヌ・公式通販ストア

SEARCH

*about this BLOG