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diary with petit photos from the atelier

初雪


こそこそと空から降りてきた初雪。

雲が裂けて、太陽に見つかると、あっという間に空に引き戻されて居なくなってしまったのである。



庭に出れば、空は高くひんやりと、しんとして、ここに冬の訪れを知るのである。


風が吹けば、地に道に彷徨う落ち葉の群れ。
寡黙な巡礼者のように、微かな衣擦れをたてては、西に東に定め無き道を連れ合い行くのである。


身を解き、風の中に種を投げるものあれば、足下に今さらに花をつけるもの、はたまた、空の青みを掴み取らんばかりに突き出されたのは、椿の淡紅、南天の紅。

 


 

鈴虫や 夜に集いての 小楽団


つまるところ、夏の終わりなのである。

なかなかブログやお知らせごとも侭ならぬこのごろでしたが、今年の夏のアトリエでは、いくつか製品デザインのお仕事などに黙々と向き合っております(発表は冬の真中となりますが、楽しい企画となりそうですのでどうぞお楽しみに)。

夏の庭の記録をまとめていくつか。



アリたちに大人気だった柏の木。
奥は、今年はぱらぱらと実が付いた梅の木。
鳥の巣箱にはいまだ待ち人(鳥)来たらず。




昼間は5分くらい激しく動いて、残りの時間は眠っているユロ。
従いて、ひとまわり夏太りするのである。




庭の雑草はけっこう伸び放題(近所のおじさんが心配してわざわざ除草してくれることもしばしば...)。
枯池の上に掛かるミニ鉄橋には、トゲトゲの茎をそこら中に絡める厄介な三角葉っぱのつる草。これも放っておいたら、存外に愛らし小花を沢山咲かせた。

「美しいものにはトゲがある」というけれど、「トゲのあるもには美しさがある」という事でもあるのだ。

そんな夏の記録2011である。




追伸
あまりブログは更新出来ませんが、Twitterでもたまにつぶやいております。「裏ノ畑ニ居リマス」的に。






泡雪

 

一昨日の夜の大雪。

積雪は15cmほど。

空から降ってきたというよりも、地上から湧き立ったような、バブリーな雪であった。

朝の太陽に一吹きされて、ほとんどはあっというまに姿を消してしまった。



長いこと枝に垂れたままであった山茶花の実。

摘み取って玄関に置いておいたところ、二晩でひとりでに皮が開き、種が現れた。


枝から離れた実は、拳を開いて地面に種子を撒くように。

種子達は、落葉の裏に隠れて芽吹くときを待つように。


実も種も、ただその時を待ち、光と風の中を揺らいでいたのである。




水ナス、ナガナス、キュウリ、ピーマン、バナナピーマン、ミニトマト、イタリアントマト、

梅雨空けて、菜園の夏野菜は、毎日ひとかごの稔りを与えてくれるようになった。

昨年に続き、今年も夏に本作りの仕事の山場がやってきていて、なかなかじっくり調理する時間はないのであるが、どれも新鮮なので、手はかけなくても美味しいのである。

こちらも毎日ひとかご、ふたかご..、滋養ある紋様の実を稔らせていかねば。


 

アトリエの庭にある、向かいの山を借景にした石組みの小山。
昨年ははびこっていた木草の除去に費やしたけど、今年は野菜をちょこちょこと植菜。

トマト、なすび、きゅうり、唐辛子、ズッキーニ、レタス、西瓜、オクラ...、これから新鮮な夏野菜の実る山となり、食堂を充実させてくれる予定。


梅雨時は、雨降るたびにむっくりと実も膨らむ。
なすび1号も間もなく収穫出来そうである。


緑薫

 

雨振れば、若葉のにおい立つ。五月である。

仕事をこなしつつ、窓の外には野菜や草木をちょこちょこと植えつつ、日が長くなるほど内外に忙しくなる日々である。


 

挿し木にする枝を集めたバケツ。
雪解け水を集めておこうと中をのぞくと、いつのまにやらニホンアマガエル。
出かける様子もなく、毎日水に浸かったり、枝を登りひなたぼっこをしたりしている。
ちゃっぷり住み着いているのである。


 

雪が降るなんてね。

人も花も、口々につぶやいた朝である。



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