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diary with petit photos from the atelier


バレンタインの豪雪から2日空けた山梨。

ようやく車で外に出られるようになって自分の目で見ると、辺りは思っていた以上に混沌としていた。

アトリエへ向かう幹線も、通れるとはいうもののまだ除雪が間に合わず、峠の入口でも、やっと通れる片側を上下から車が来てしまって立ち往生したり、雪にはまった軽トラ(買い出しに出たおじいさん運転)を後続車の皆さんと救出したりと...、まだまだ運転が不慣れな人などは外出は控えた方が良い状況で、多少道が開いたとしても、報道されているよりはるかに多い家が(特に高齢者の多い集落など)、灯油や食料が少なくなりはじめている状況で孤立しているに違いない。

テレビの情報は、どうしても取材出来る範囲でしか報じず、画面の中の世界が全てのように感じてしまうけど、カメラの届かないところにこそ本当の困難があるのだと、震災以来のこの混沌の中に改めて思い知った

何よりショッキングな光景は、アトリエ周辺の押しつぶされたたくさんの葡萄栽培用ビニールハウス。

ハウスの中には、近隣の農家の方々が日々丹念に作業をしている姿を見ていただけに、太く育った葡萄の幹までも容赦なく折れ曲がった様子に、言葉を失った。


今日はセブンイレブンの店舗用のパンなどもヘリコプターで空輸したそうで、今はスーパーでもガソリンスタンドでも在庫が少ないのだそうだ。
在庫の改善は、あと1日2日の辛抱だと思うので、こんな時はまずは深刻な状況の人達に早く行き渡るよう、備蓄があるなら焦って無理に買い込まないに限る。

駅では、電車の中で足止めされている人達のために周辺の人が炊き出しをしたとか、多くの車が閉じ込められたパーキングエリアでは、配送車のドライバーが(これから配達するはずだった)パンを配給した、などという情報も耳にした。

困難な時は、モノも力も分け合う。

環境に対し、人の存在がいかにちっぽけであるか思い知らされた今だからこそ、人としてそうありたいなと思う。



 


Dogsled



再びの大雪。

一日で50cmを越え、観測記録も超え、雪は降り続いている。。。

非常事態、満を持しての犬ぞり出動!?
 




今年も厳しい寒中です。

夜に降り落ちた雪。朝の陽射しに消える白い息。

南天の実の紅。しなやかに伸び直る、竹の葉の緑。

静けさの下、あれこれ新しい芽がふくらみはじめている1月。

春遠からじ。

 





明け方までの嵐が、冷たい青空を運んで来た。

冷たい青空は、嵐が地上に遺した湿り気を、深く高く吸い込む。

谷を風が滑る。

山肌に息を潜めていた葉々が、その時とばかりに、身を任せて一斉に飛び発つ。

夏のせせらぎの小魚のように、青空にひらめく一群。

そのちいさなちいさな、いくつもの黄金色のひかり。




 




Where did those breads go?




Syo Syo!



永遠に続くかと思われた2013年の夏のきつい熱気も、二十四節気「処暑」を迎えると、まるで魔法の呪文でもかけたかのように、ぴたりと収まった。

朝晩は足下もひんやりとして、熱気に押し籠められていた息を吹き返すこのごろである。




はじまりと共に、一気に加速度をつけ進んで行く今年の春。

気にかけていた花の見頃も、知らぬ間にするりひらりと見過ごしてしまうばかりである。

そんな諦念と焦燥の束の間で、カメラに今年のさくらをひとひら。





雨水

  

二十四節気「雨水」を過ぎて、2月もあっというまに残りわずか。

「雨水」は「空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ」とあるが、相変わらず凍てつく朝が続き、今夜も雪の予報。

今月はいくつか新たな企画を進めつつ、さらに新たなお話しをいただいたり、イラストにデザインも、色々な依頼に合わせ深めたり思い切って新しいスキルを試してみたりと、まじり気の中にじんわりと熱をこめて忙しく過ごしている。

土の柔らぐように、つぼみの開くように、蓄えた新鮮な熱を放つときを待つ。
やはりそんな「雨水」の時である。

(Photo: 日なたにぬくぬくグッズを集め、その上にまどろむ愛犬ユロの図。)


雪行き


誰もいない、白銀の道を行く。

まっさらな白の中に、てんてんと散らばる山のいきものの足跡。

凍てついたせせらぎに、枝に払われた落雪のざわめき。


今年は年始から何かと慌ただしい日々が続いているのであるから、こんな侘びた景色が、ほどよく心を落ち着けてくれるのである。





新年あけましておめでとうございます。

2013年が皆様にとって朗らかで幸多き一年でありますように。

今年も宜しくお願い申しあげます。


アニャン




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