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diary with petit photos from the atelier

しぶとく居座った夏と、せっかちな冬にはさまれて、結局落ち着く場所を見つけられなかった今年の秋。そんな押しの弱い秋の存在を気の毒に思いながらも、久々の更新です。

さて、前回に続いて著書『デザイン歳時記』の活用法のご紹介します。
『デザイン歳時記』には、グラフィックデザイン、ウェブデザインなど、デジタルな活用法もたくさんあるのですが、今回は収録のパターンデータとテンプレートを使って作れる封筒と小箱の作り方をご紹介です。

 
1.まずは付属のデータロムの冬の季語から、クリスマスとウサギの"_A4.jpg"というデータを開きます。そのままA4サイズでプリント出来る画像データですので、お手持ちのプリンタにA4の用紙をセットしてプリントします。
webや電器量販店の紙売り場などで様々な種類の紙が売られていますが、今回は封筒用にOA和紙、小箱用には厚手のインクジェット用クラフト紙を使いました。

2.次に同じく付属のデータロム"Template"フォルダーから封筒と小箱のファイルを開きます。切取り線、折り線、のりしろなどのガイドラインを載せた型紙が、こちらもA4サイズで収録されていますので、1でプリントした紙の"裏面"にこのテンプレートを印刷します。

3.ここから先は切って、折って、貼るだけ。
まずは切取り線を目安にしながら、ハサミかカッターで切り抜きます。

4.切り抜いた紙に、今度は折り線を目安に折り目をつけます。
厚手の紙を使っている小箱は、先に折り線をカッターなどでかるくなぞって折りくせをつけておくと、綺麗に折り目ができます。

5.最後は、のりしろの印部分にスティック糊などで糊を付けをして仕上げ。封筒は2分ほど、小箱も5分もかからずに簡単に作成出来ます。

同じような要領で簡単に紙雑貨がつくれるテンプレートは、切り紙感覚で作れるペーパーバスケット、フタ付きの小箱、小舟の形の菓子受け、紙ナプキンホルダーなど、計10種収録されています。
パターンは160季語分収録されていますので、10のテンプレートをそれぞれ160種類絵柄でヴァリエーションが楽しめるのです。

こんな使い方もできてしまう一冊です。どうぞ楽しんでご活用下さい。



 

さてさて、先頃発売となった新著『デザイン歳時記』について少し。
今回の本は、タイトルの通り「歳時記」がテーマ。俳句の季語をモチーフにしたイラスト、パターンが収録されています。

季節の花であったり、季節を象徴する動物であったり、あるいは雛祭り、七夕、雷、スキー、クリスマス、宝船、などという年中行事や気象、スポーツや縁起もののモチーフがあったりと、制作する側としても実にバラエティー富んだ「お題」を楽しみながら図案化させていったのでした。

160もの季語のモチーフ達は、カット図案、パターン(紋様)、スタンプ用図案などとしてご利用いただけます。本としてもみどころはなんといっても、160ページに渡るパターン集。1ページに1つづつ、季語をモチーフにした紋様が印刷されていて、ページの袖には、辞書的に季語の解説や例句も添えられています。季節の歳時記絵本のようにもご覧いただけます。

もちろんデジタル素材としてもDVDに収録してありますので、(グラフィックデザインをされる方には様々な方法で加工してお使いいただけますし、)パソコンやプリンタをお持ちの方ならどなたでも様々なシーンでご活用いただけます。

手軽なところでは、ツイッターの壁紙、ブログの壁紙にもパターンを貼り入れられますし、A4サイズのプリントデータも収録されているので、そのままプリンターを使えば紙小物づくりに役立つテキスタイルペーパーのようにご利用いただけます。2007年に発表した『モダン千代紙でつくる紙小物』の続編としてもお使いいただけます。

建具、キモノ、千代紙、「和」の文化の中では、規格サイズの平面を必要に応じて組み合わせ、折ったり、巻いたりしつつ、生活に用いてきました。平面に写された紋様は、使われる度に自然を映すのモニターとなり、暮らしに彩りを添えていたのでした。

パソコンが普及した現代、同じように今回製作した『デザイン歳時記』も、必要に応じかたちとなり、さり気なく季節の風情を演出する「和」のモダンな生活ツールとして、たくさんの方のもとでそれぞれに役立てていただければと思っております。


書籍の中身や活用法については、今後このブログで紹介していきますので、乞うご期待。



ちなみにこの『デザイン歳時記』、書店ではクラフトやビジュアルブックのコーナーではなく、「コンピューター>素材集」というコーナーに置かれていることが多いようです。




書籍とグッズのフェアに合わせ、船橋三省堂で開催したワークショップ。 
モダン千代紙コース、消しゴムはんこコースの二回の授業。
外は氷雨の降る天候ながら、それぞれ受講者の皆さんとともになかなか熱のこもった内容に。
モダン千代紙では、CDケース、封筒、ペーパーバスケット、ティーバッグ型のにおい袋、カゴバッグ型のフォトフレーム。
消しゴムはんこでは、イニシャルスタンプでバレンタインにも使える紙の小袋、文様スタンプで壁掛けひな飾り(銀色の地紋の部分)...
それぞれ時間オーバーをしながらも、沢山の雑貨を一挙に制作。

レクチャーをしながらも、皆さんの表情に"ものつくりの愉しみ"を改めて感じさせていただいた午後であった。



今年もせっせと、アニャン社の看板製品"モダン千代紙"を出荷準備。

この紙達は「手仕事フェスタあおもり」というイベントで販売されるのだそう。

青森、雪のみちのく、あこがれの白い旅路を想いながらパッキング。


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