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こめんと
  • Camera ........
  • NikonD40
  • +Sigma 30mm F1.4
「二〇一二」

新しい一年が幕を開けた。
アトリエクラシナ山荘は、年末から−5℃前後の厳しい冷え込みが続いていて、今年は「冬らしい冬」のまま寒に入った。
しんと静けさの中に目覚めた元旦アトリエであったけど、三が日には、方々から友人達が集っての新年会場となり、鍋の湯気と賑やかな声にしばし包まれたのであった。

 

初詣は、秩父山中の三峯神社に。
おみくじは...、縁起良く「大吉」であった。
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「初雪」

こそこそと空から降りてきた初雪。

雲が裂けて、太陽に見つかると、あっという間に空に引き戻されて居なくなってしまったのである。
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「軒下にはだいだい」

クリスマスの電飾が街を飾る頃、アトリエのある地方の家々の軒先は、無数の鮮やかなだいだい色で彩られる。 

道を行けば、畑や並木の葉もさらわれて見通しの良くなった景色の中、宙に浮かんだだいだいのカーテンは、冷めた空の青に良く映えて、太陽のつぶて如くに自然と何度も目に入ってくる。

裸のまま冷たく乾いた季節風にさらされる柿達は(こう書くと何だかとても気の毒な姿ではあるな)、やがて外側は褐色に乾いて縮こまり、内には甘みとだいだい色をたっぷりととじこめた枯露柿(ころがき)となり、底冷えの続く冬の貴重な滋養としてようやくに部屋の中へと招かれる。

その部屋の真ん中、枯露柿が据えられた天板の下といえば、必ずやこたつ電球のだいだいが、暖かに足下を照らしているである。

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「風の記録」

庭に出れば、空は高くひんやりと、しんとして、ここに冬の訪れを知るのである。


風が吹けば、地に道に彷徨う落ち葉の群れ。
寡黙な巡礼者のように、微かな衣擦れをたてては、西に東に定め無き道を連れ合い行くのである。


身を解き、風の中に種を投げるものあれば、足下に今さらに花をつけるもの、はたまた、空の青みを掴み取らんばかりに突き出されたのは、椿の淡紅、南天の紅。

 

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「スカイライン」
 

短い旅に、ちらりと見えた海。

スカイラインからの、ナイキ雲浮かぶ駿河湾。

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「Minnie」

アニャン社食堂、庭&もらいもの野菜を中心に今日(と明日)のメニュー。

エビと鶏肉と野菜のカレー on 十穀米 
小かぶと舞茸のごま味噌汁
水菜、レタス、ラディッシュ、パセリ、ミニトマトのサラダ


BGMは ミニー・リパートン "Lover and Friend (live)"
(ミニー・リパートン:深い情感と天井知らずの高音の持ち主。秋から冬にかけて聴くと、一層歌声は心に沁み入る。)
comments(0)アニャン社食堂
「The Sun, The Trees」

深秋の、束の間の暖かな晴れ間。

貴重なひだまりの外テーブルでブランチ(というか昼にずれ込んだ朝食)。
レーズンロール&トースト(ハチミツがけ)
コーンフレーク(シナモンがけ)
グリーンサラダ
オレンジジュース

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「いろはにほへと」
 

気がつけば、山から山へ渡る太陽の軌道も随分と低く短くなっていたのである。

それでも時に太陽から届く光線は強く鋭く、地上の緑を静かに焦がしては、葉の内に潜んだ色という色を炙り出す。

太陽が沈んだ後には、宵闇に紛れた冷気が忍び来ては、昼に焼かれた沢山の色を、長い夜をかけてとっぷりと浸し、その彩りを定め深めしては、朝の光の中を引き返していくのである。

藍でも、友禅でも、古くから染め色の善し悪しを決めるのは、定着に用いる水の冷たさ、清らかさであり、彩色を施し、水に浸すという繰り返し作業の正確さ、誠実さであるとされてきたそうであるが、やがて山肌を染め尽くそうとする紅葉はまさに、秋の清らかな光と闇、熱と冷気による「彩色と定着」作業の賜物なのであろう。

もちろんその美の工法を模したのは人間のほうなのであるけれど、秋のこの時分は、自然そのものが美しい染めものを産み出す工房のように思えて仕方ないのである。


。。。。。。。。。。。。。。。


アトリエにこもり、布に紙に紋様製作と配色作業が続いたこのごろ。一息ついての散文である。本格的な紅葉までは、もう少しである。


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「ハロウィンの消しゴムはんこ」
 

久々に著書からのクラフト紹介です。

10月31日はハロウィン。
日本の文化とは縁遠いイベントのはずですが、雑貨店でもお菓子の限定版などでもハロウィングッズは年々増えているようで、家の中で飾付けをしたりパーティーをしたりで、季節のイベントとして楽しむ人も多くなっているようですね。(異文化のものでもイベントや商売に柔軟に取り入れるあたりは「さすが日本人」と感慨しきりです...)

というわけで、『記念日につくる消しゴムはんこ』でもちゃっかり紹介していた消しゴムはんこの手作りハロウィングッズ。おばけにカボチャ、コウモリに黒猫などをモチーフに用いながら、とんがり帽子、パーティーコースター、切り紙の連続飾り(顔の部分がハンコです)などを紹介しました。

簡単に雰囲気だけでも楽しみたい方にも、友人や親子で楽しみたい方にもおすすめのクラフトです。

comments(0)制作のたより
「アトリエから 2011夏」
 

鈴虫や 夜に集いての 小楽団


つまるところ、夏の終わりなのである。

なかなかブログやお知らせごとも侭ならぬこのごろでしたが、今年の夏のアトリエでは、いくつか製品デザインのお仕事などに黙々と向き合っております(発表は冬の真中となりますが、楽しい企画となりそうですのでどうぞお楽しみに)。

夏の庭の記録をまとめていくつか。



アリたちに大人気だった柏の木。
奥は、今年はぱらぱらと実が付いた梅の木。
鳥の巣箱にはいまだ待ち人(鳥)来たらず。




昼間は5分くらい激しく動いて、残りの時間は眠っているユロ。
従いて、ひとまわり夏太りするのである。




庭の雑草はけっこう伸び放題(近所のおじさんが心配してわざわざ除草してくれることもしばしば...)。
枯池の上に掛かるミニ鉄橋には、トゲトゲの茎をそこら中に絡める厄介な三角葉っぱのつる草。これも放っておいたら、存外に愛らし小花を沢山咲かせた。

「美しいものにはトゲがある」というけれど、「トゲのあるもには美しさがある」という事でもあるのだ。

そんな夏の記録2011である。




追伸
あまりブログは更新出来ませんが、Twitterでもたまにつぶやいております。「裏ノ畑ニ居リマス」的に。





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